認知科学J. Exp. Psychol. Gen. 2015
検索した直後、人は自分が賢くなったと錯覚する
検索して答えを得た人は、まったく別の質問に対する自分の理解度まで高く見積もった。外にある知識を、自分の中にあると取り違えている。
キーワード
使える形で分かっていること。見慣れることとは違う。「説明してみて」と言われた瞬間に崩れるなら、それは馴染みであって理解ではない。覚えるときに意味へ触れたかどうかは、記憶の残り方まで変える。
検索して答えを得た人は、まったく別の質問に対する自分の理解度まで高く見積もった。外にある知識を、自分の中にあると取り違えている。
仕組みを説明しようとした瞬間、「分かっている」感覚は崩れる。馴染みを、理解と取り違えている。
記憶に残るかどうかは、時間や反復より「どれだけ深く意味を処理したか」で決まる。
記憶は、覚えたときの文脈と一緒に蓄えられる。思い出せるかは、その文脈が再現されるかで決まる。
創造性は、無から生まれる才能でなく、普通は結びつかない遠い要素どうしを、有益な形でつなぐ力だ。
言語は、世界の捉え方に影響する。時間を縦で語る言語の話者は、時間を縦に考えやすかった。
良い類推は、見た目の似ている点でなく、関係の構造を写す。表面の類似に頼ると、たとえは滑る。