勉強法10個を効果で格付けしたら、人気のあるものが下位だった
主要な勉強法10個を証拠で格付けした。効果が高いのは想起練習と分散学習の2つだけで、学生に人気の下線引きと再読は最下位だった。
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経験によって振る舞いが変わること。効いているのは触れた回数ではなく、思い出したか、意味を考えたか、まだできないところを狙ったかだ。勉強時間の記録がほとんど意味を持たないのは、このためだ。
主要な勉強法10個を証拠で格付けした。効果が高いのは想起練習と分散学習の2つだけで、学生に人気の下線引きと再読は最下位だった。
同じ子を10年追って脳を撮り続けると、皮質は後ろから前へ順番に仕上がっていく。いちばん高度な前頭前野が、いちばん最後に終わる。
ランダムに選んだ子を「これから伸びる」と教師に伝えただけで、その子たちのIQが実際に上がった。ただし効果の大きさには長い論争がある。
習慣は目標から切り離され、状況の合図に直接つながって動く。だから意志で変えるより、環境を変えるほうが速い。
ゴールに向かって解くやり方は、作業記憶を使い切ってしまい、肝心の「型」を学ぶ余力を奪う。解くことと、学ぶことは別物だ。
覚えたいなら読み返すな、思い出せ。しかも本人には、効いていない感じがする。
意識して同時に扱える情報の量には、はっきりした上限がある。そこが人間の一番狭いところだ。
ドーパミンは快楽の信号ではなく「予想との差」の信号。予想どおりの報酬には、脳はもう反応しない。
使った脳は、大人でも物理的に育つ。そして使うのをやめると、育った分は縮んで戻る。
学習の総量が同じでも、間隔をあけて分けたほうが長く残る。一夜漬けは、最も損なやり方だ。
「やろう」と思うだけでは動けない。「Xの状況になったらYをする」と具体的に決めると、実行率が跳ね上がる。
熟達を分けるのは練習の「量」ではなく「質」。ただし、練習で説明できる差は、思われているより小さい。
記憶に残るかどうかは、時間や反復より「どれだけ深く意味を処理したか」で決まる。
記憶は、覚えたときの文脈と一緒に蓄えられる。思い出せるかは、その文脈が再現されるかで決まる。
授業中にPCで別のことをすると成績が下がる。しかも、その画面が見える隣の席の人まで巻き添えになる。
創造性は、無から生まれる才能でなく、普通は結びつかない遠い要素どうしを、有益な形でつなぐ力だ。
自分が動くときと、他人が同じ動きをするのを見るときに、同じ脳細胞が発火する。理解は模倣に根ざす。
良い類推は、見た目の似ている点でなく、関係の構造を写す。表面の類似に頼ると、たとえは滑る。