勉強法10個を効果で格付けしたら、人気のあるものが下位だった
主要な勉強法10個を証拠で格付けした。効果が高いのは想起練習と分散学習の2つだけで、学生に人気の下線引きと再読は最下位だった。
キーワード
自分の認知についての認知。分かっているか、覚えているか、うまくやれているかの見積もりのこと。そしてこの見積もりは驚くほど当てにならない。だから自己評価をやめて、書く・説明する・測るという外の指標に置き換える必要が出てくる。
主要な勉強法10個を証拠で格付けした。効果が高いのは想起練習と分散学習の2つだけで、学生に人気の下線引きと再読は最下位だった。
検索して答えを得た人は、まったく別の質問に対する自分の理解度まで高く見積もった。外にある知識を、自分の中にあると取り違えている。
覚えたいなら読み返すな、思い出せ。しかも本人には、効いていない感じがする。
同時に何本も走らせる習慣がある人ほど、要らない情報を無視できない。切り替えすら遅い。
下手を見抜くのに必要な能力と、上手くやるのに必要な能力は同じ。だから下手な人は、自分の下手さに気づけない。
仕組みを説明しようとした瞬間、「分かっている」感覚は崩れる。馴染みを、理解と取り違えている。
「やろう」と思うだけでは動けない。「Xの状況になったらYをする」と具体的に決めると、実行率が跳ね上がる。
熟達を分けるのは練習の「量」ではなく「質」。ただし、練習で説明できる差は、思われているより小さい。
人は起きている時間の半分近く、目の前と別のことを考えている。そして、そのとき幸福度は下がっている。
仮説を検証するとき、人は「当てはまる例」ばかり探し、「反証になる例」を調べようとしない。
関連語を並べて聞かせるだけで、提示されていない「核心の語」を、確信をもって思い出してしまう。
誰もが「自分は他人より偏っていない」と思っている。バイアスは、他人には見えるが自分には見えない。
人は、自分の判断の本当の理由に気づけないことが多い。それでも、もっともらしい理由をすらすら語る。